母親を買う時代がやってくるのか。中国の30代男性が母親を募集、報酬は約2,000万円!
中国四川省に暮らす30代男性が"報酬あり"で母親を募集。
こちらのニュースを見て驚いたのですが、
私にとっては今週一番のニュースかもしれません。
"母親を買う"というような行為は今の時代大丈夫なのでしょうか。
倫理的な議論がありそうですが......。
赤提灯をぶらさげて街の公園へ行き、
女性達へアピールを続けているようです。
彼がもう一つぶら下げているパネルには、
母親になるための条件がかかれているみたいです。
パネルに書き込まれたのは女性に望む条件であった。57歳以上で薬物使用歴なし、それなりの教養を身につけ、Tsuiさんの母親になりたいという意志があること。候補者の中から個別面接を経て1名を決定する予定だ。
彼は事業に成功し豊かな暮らしを送っているみたいですが、
幼少時代を孤児院で暮らし母親への愛を必要としているとコメントしています。
「私の人生に必要なのは母親。母親に優しく抱きしめられる経験をしてみたい」
私がこの記事をなぜ書いたかのかというと、
"母親を買う"つまりは"人をお金で買う"という行為が果たして許されてもいいのかということを考えさせられたからです。
人身売買は倫理的にも法的にもダメなはず。
しかし、今回のケースは大丈夫なのでしょうか。
母親になってくれる方に報酬として約2,000万円をだす。
彼が強制的に人を買うようなことはしていないので、
人身売買にはあたらず、正当な契約にも受け取れます。
ですが私の中では母親とは契約を結んでなって"もらう"ものではなく、
産みの親であり育ての親であろうと、そこには絆のようなものがあって
初めて親子関係になり母親と呼べる存在になるのだろうと思っています。
うーん、これは難しい。
でもこれが認められると母親だけでなく父親も、
養子制度ではなく子どもも買える時代がやってくるのかと思うと怖い気持ちもあります。
みなさんは"母親を買う"ということについてどうお考えでしょうか。
私の頭の中でまとまっているものではないので、
みなさんからのコメントをいただけると幸いです。